【リアルトンスルランド】韓国・水原市のトイレ文化展示館「Mr. Toilet House」で糞まみれになってきた (全3ページ)

韓国 京畿道水原市

さらに興味深い屋外展示がこれ。済州島名物の「豚便所」(통시변소/돗통시)の実物大模型である。便所と豚小屋が一体化したこのスタイルの便所は韓国では済州島が有名だが、発祥は中国である。そして日本でも沖縄を中心とする琉球諸島でかつて存在していた。

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石積みの豚小屋と便所、そこで飼われている豚さんのリアルな人形も添えて置かれているので非常に分かりやすい。豚が人間の出したクソを食って育つ。豚と糞の相性は良い。日本語で「豚」を音読みすれば「トン」だが韓国語の「豚」は「テジ」(돼지)、「トン」(똥)はウンコを意味する。そして済州島では島の名物である黒豚の事を未だに「トンテジ」(糞豚)と呼ぶ。

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トンテジ(黒豚)の見つめる先にはトン(糞)がある。豚にとっては人間様の排泄物がご馳走扱いか。今の感覚からすればトンでもない光景なのかも知れんが、かつては食物連鎖のアイテムの一つとしてウンコは確実な役割を担っていたのだ。

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肝心の人間様が使う便所の方はというと、単純に穴がぽっかり開いているだけ。穴の真下にはわざとらしい巻き糞が見える。ちなみに沖縄では豚便所を「フールー」と呼ぶそうだ。某月額制動画配信サービスみたいな名前だな。

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トイレに人生を捧げた男、ミスタートイレットの遺志を引き継いで開業以来徐々に規模が大きくなっている「Mr. Toilet House / 解憂斎」に新たに加わったのが2015年1月14日に開館した「解憂斎文化センター」という三階建てのビルである。

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トイレ文化展示館や公園から道路を挟んだ真向かいに出来たこの建物もまた多くの親子連れで賑わっていた。どうやらこちら側にも「子供体験館」という施設があるらしい。同じ建物の中にはセミナールームやシム氏が興した「世界トイレ協会」の事務所もある。

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文化センター正面の階段には、これは韓国の昔話のイラストでしょうか、「똥벼락」というお話のようですが漏れ無くウンコのお話に間違いありませんでスミダ。

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文化センターの2階に「子供体験館」があるのは良いのだが、なんだこのどう見ても食糞をイメージしたとしか思えないデザインは…大きく口を開けた子供が出入り口となっております。

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で、のっけから「プックルプックル ぼくの身体はうんこ製造機」とか言いだす始末。日本で「うんこ製造機」というのは社会の役に立たない無職ニートを指して使う言葉ですが、韓国では子供の頃からお前はうんこ製造機だと親に言われながら育つのでしょうか。

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微笑ましい親子連れの遊ぶ姿を見ている限りは本当にごく普通なんですが…天井の高さまである巨大な子供のケツのレリーフさえなければ…

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子供体験館というだけあって、幼稚園児くらいの小さな子供達も若いアボジオモニに連れられて一緒にお勉強タイムという雰囲気になっておりますが、大韓民国の子供達はこうして子供の頃からウンコへの親しみを持って育っていくのでしょうね。

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これは解憂斎文化センター子供体験館限定上映でしょうか、アニメ「生まれ変わった黄金ウンコちゃん」を仲良く見る親子連れの姿もあれば…

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子供達に大人気のオリジナルゲーム「うんこを運びましょう」&「うんこを畑に撒きましょう」もある。親子一緒に糞まみれのひと時を満喫できますね。

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我が子を洋式便器の中に入れて記念撮影するセンスはウリたち生粋のイルボンサラムには理解できないニダ…

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プーンプン、ププププーン。よく見たら子供の膝の形をした椅子にブーブークッションが置いてあるだけなのであった。

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スカトラーやトンスラーじゃなくても健全な大人も子供も楽しめる「うんこに触ってみてください」コーナー。硬いウンコから下痢便まで様々。

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人間様のウンコに飽きたら動物の仲間達のウンコもよろしくね!コーナーもあるニダよ!

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…という訳で韓国が世界に誇るトイレ文化公園で糞まみれになってしまったんですが、最後は文化センター屋上から公園全景を拝んで帰る事にしましょう。ミスタートイレットと呼ばれた元水原市長が創り上げた、世界中探してもあんまり無いと思われるトイレとウンコだらけの公園。韓国旅行のネタの一つにどうぞ。


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DEEP案内シリーズ管理人。2009年から海外各地を訪問し始め、現在の訪問国は25ヶ国。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。