おフランスらしからぬ巨大団地が密集するアジア人街「パリ13区」。インチキ日本食レストランもアルヨ (全3ページ)

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パリ ポルト・ディヴリー

アジア系移民街であるパリ13区には沢山のアジア料理店が軒を連ねているが、その中でもやはり目立つのが「日本料理店」の存在である。しかしこの異国ヨーロッパの地でまともそうな日本料理店を探すのは至難の業であろう。それにしてもここ、レストラン「東京大阪」だって(笑)

パリ ポルト・ディヴリー

この下町全開ゾーンパリ13区ではまともな日本料理店が見つからないどころか、何やら怪しげな、どう考えても生粋の日本人のセンスならこうはしないだろうと突っ込みたくなるようななんちゃって日本レストランが豊富にある。

パリ ポルト・ディヴリー

このインチキ感満載の「ジャポニカレストラン」が興味津々で笑いが止まらない。パリ13区だからこうなるのであって、パリ中心部のオペラ地区にある日本人街に行くと割とちゃんとしているので比較して見てみると面白いかも知れない。

パリ ポルト・ディヴリー

インチキ日本レストランの特徴としてまず「寿司が変」なところが挙げられる。やたらサーモンを多用したがるのは中国人のやる事だし、しかもパン粉まぶして軽く揚げてないかこれ?それでいてお値段もお高めのヨーロッパ基準である。

パリ ポルト・ディヴリー

しかしこうして見ている限りサーモンか揚げ物系統しかないな…日本食は海外でもすっかり定着しているが、シェフが中国人だったりはたまた我流だったりで世界各国に間違った形で広まっている。

パリ ポルト・ディヴリー

日本食は微妙そうなので、団地の下に入っている商店街でもうろついてみる事にしよう。やはり雰囲気的には埼玉の芝園団地を超絶パワーアップさせたかのような感じがするのだが…

パリ ポルト・ディヴリー

ポルト・ド・ショワジー(Porte de Choisy)駅近くのショワジー通り沿いにある高層団地下の飲食店街、店の看板が中国語かタイ語かベトナム語ばかりだし、色遣いのド派手っぷりもアジアンだな…

パリ ポルト・ディヴリー

それでいて芝園団地みたいにこじんまりした店ではなくマジモンの本格中華が食える「新華群大酒家」なんか看板の派手さが本国さながらでクオリティ高過ぎる。

パリ ポルト・ディヴリー

中華スーパーの多さと同様、こうした中華系レストランは腐る程多いので、結局アジア人街と言えども最も人口が多いのは中国人なんだろうなという事は推測できる。

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どうもこの13区がパリ最大の中華街らしいのだが、もう一つパリ20区にあるベルヴィル(Belleville)という地区もでかい中華街があって、こっちは行く暇が無かったのだが、まあともかくパリは東京以上の超絶移民都市なのが良く分かりました。フランスでは極右政権ができたりして移民への風当たりが厳しくなっているとか聞きますが、今後日本でも移民を受け入れていくと将来どうなっていくんでしょうね…という事を考えながら締めときます。


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DEEP案内シリーズ管理人。2009年から海外各地を訪問し始め、現在の訪問国は25ヶ国。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。