やっぱり中国のテーマパークはクレイジー過ぎる!深セン「世界之窓」が熱い!

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香港に1週間滞在中、日帰りで中国本土に入境してみた。広東省深セン市、ここは香港に隣接する地理的条件から中国全土から移民が集まり急激に都市圏が形成された街で、一種独特な勢いを見せている。急ピッチで造られる地下鉄路線の数々、底知れぬ中華パワーを実感できる土地なのだ。

そんな深センの街に「世界之窓」というテーマパークがある。東武ワールドスクウェアの超豪華版と説明すれば分かりやすいだろう。しかし中国のテーマパークと聞いて石景山遊楽園のようなものを想像する訳で、もちろんこれから行く場所にそういった期待を寄せない訳がない。

香港羅湖側から入境して、深セン地下鉄1号線に乗り片道約30分。まだ真新しい車両に揺られながら近代化された中国を実感。しかし電車はひと駅すっ飛ばしてそのまま行くわ、客はマナー悪いわ、さすがだなあと感心してたら着きましたよ「世界之窓駅」。地上に上がると江沢民氏が揮毫した駅名標がガラス張りのピラミッド型出入口にデーンと張り出されている。

駅前からいきなりテーマパークらしく派手派手しい様相を呈しているが観光客の実に多い事多い事。中国国内では東京ディズニーランド並みの扱いになっているようで、隣にある「中国民族文化村(錦繍中華)」「歓楽谷」も合わせて一大テーマパークゾーンが形成されている。

巨大なテーマパークのネオン看板もド派手過ぎて笑いが止まらない。ウインドウ・オブ・ザ・ワールド!しかし入場券は人民元でしか買えないし英語もろくに通じないという中華クオリティ。

我々が世界之窓に行ったのが2011年春の事で、当時は「国際風車文化祭」との名目で風車や凧やら風にまつわるものが園内多数に配されていた。それをアピールする入場口前のオブジェがまた香ばしい…

何やら激しくどこかで見た事のあるような類似キャラが。類似っていうかルイージですね。帽子に「L」のマークが入ってなかったり微妙に差異は見られるのだが、これは任天堂も知らない世界之窓のルイージさん。

そしてこれは世界一著作権にうるさい団体さんの○ップとデー○のような何か。目がイッちゃってますね。色々と大丈夫か。

入場料は160元(2600円)と現地の感覚で言うとかなりお高い。持ち合わせの香港ドルではダメだと言われたので一度駅に戻って人民元に両替してもらってから出直しましたよ。で、中に入るとこれがすんごく広大過ぎて…

世界中の名所、特に世界遺産関連の建造物のミニチュアが多い。このあたりのノリは東武ワールドスクウェアに近いものがある。

中国に居ながらカンボジアのアンコールワットも見られるという贅沢体験。当然ミニチュアだけどもな。

エジプトのピラミッドやスフィンクスもご覧の通りありましてよ。エジプト本国は政情不安でヤバそうなので、もう深センで済ませてしまおう。記念撮影してる観光客多すぎ。

一方ではアメリカコーナーも。ニューヨークのマンハッタン島のミニチュアまである。テロで崩壊したはずのワールドトレードセンタービルは、ここでは健在。

イタリア・ベネチアのサン・マルコ広場のミニチュアもかなり精巧に造られていた。サン・マルコ広場からエッフェル塔が見えている。何だかスケールがでかい。

おまけにパリの凱旋門まで…ここに中国の本気を見せつけられた。隣の中国民族文化村や歓楽谷もそうだけど深センのテーマパークは国家の威信を掛けて作った感が強い。これらのテーマパークは全て「華僑城集団」という企業が経営している。

さすが世界之窓と言うだけの事はあって、日本コーナーもある。「桂離宮」って書いてあるんですが、何か色々と違うようです。

日本庭園らしきものがあるのだが、案の定色々と違ってました(笑)風車とか凧とかいっぱい吊るされているんですが…

あ…世界一著作権にうるさいネズミの絵が…

なんちゃって日本庭園の向こうからは深セン名物の高層マンション群が。壁に地球が描かれていますよ。そして足元を見るとそこには富士山!

富士山の中はサラウンドデジタルシアターとやらになっているようです。上映時間が近いようで行列が凄かった。まあ並ぶのも面倒臭いし中国語分からんのですっ飛ばしたんですが。

風車祭り開催中の世界之窓、とにかく色使いが派手なのが中国人らしいセンスだなあと。ショッキングピンク率高い…

世界之窓はミニチュア以外にも訳の分からないアトラクションが多数存在している。これは「地底探検」という乗り物系アトラクション。あんまり並んでる客も居ないんで乗ってみますか。

どうでもいいけどこのイカレた顔したヒゲジジイは何なんだ…

「地底探検」は1人10元でスリリングな体験が楽しめるインドア系中華ジェットコースター。事故が起きないものか心配で別の意味でスリリングになります。中国でジェットコースターに乗るなんて無謀でしたかね。まあ運良く生きてますけど。

最後にこのエッフェル塔もどき、タワーの上に登る事が出来てしまう。ミニチュアと言えども、高さは100メートル以上ある。ここまでやってしまう中国って…

中華エッフェル塔の斜行エレベーターで一気に上まで行ってしまいましょう。ちなみに入場料とは別に1人30元取られる。足元見たら怖いですね。

エッフェル塔の上だからって別にここはパリではありません。深センがいかに計画人工都市なのであるかをよく知る事が出来る。高層マンションだらけだな。

中国全土から観光客が集まる深セン世界之窓。地方からやってきた親子連れを見ると子供のズボンに穴が開いてる率が高い。子供に路上で用便させるという話は本当なんだな…

…とまあ、石景山遊楽園を生んだ中国らしくあちこちネジがぶっ飛んだテーマパークになっておりますが、香港旅行の際は是非深センまで足を伸ばして「世界之窓」に遊びに行きましょう。160人民元分楽しませて頂きました。

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DEEP案内シリーズ管理人。2009年から海外各地を訪問し始め、現在の訪問国は25ヶ国。2017年6月15日に単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を全国発売。首都圏を中心に飛ぶような売り上げを記録し増刷決定。
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